今日マーケターは、マーケターについて話そうと思います。
僕はコンサル時代や現在も事業会社でマーケターをしています。
特に事業会社でマーケターって2種類いるのかなっていうのをすごく感じます。
その2種類っていうのは、新規獲得をメインに考えているマーケターと、商談の創出をメインで考えているマーケターです。
どちらのマーケターが良いとか、悪いとかではありません。
僕自身はどちらかと言うと商談の喪失をメインで考えるマーケターかな、って言うふうには思います。
新規獲得メインのマーケターの良さっていうのは、やっぱり獲得の最大化っていうところにコミットする部分です。
なのでやっぱり獲得施策とかそういうことに関してはすごい能力を持っていると思います。
一方で、獲得後のプロセスだったりフローだったり、そういうところをあまり考えていないケースが多いので、獲得した後の商談率っていうのは何か期待値を超えないようなそういう印象があります。
対して、商談創出をメインとしている。マーケターは、プロセスやフローに関しては、セグメントやシナリオをしっかりと考えて運用しているような印象があります。
ただ獲得に関しては、その後のプロセスやフローを念頭において実施するため、フォームの入力項目が多くなったりと獲得する。顧客の質は向上するけれども、獲得数自体は多くならないような、そんな傾向があるというふうに思います。
また、この2種類のマーケターに関しては、互いをないがしろにしていると言うわけではないけれど、1部領域において、理解はできるけれども、納得はできないそういう関係性なのかなと言うふうに思います。
これはやっぱりその人のマーケティングに対する思想や営業経験の有無など、マーケティング業務以外の理解の深さっていったところも少し影響するのかなと思っています。
2種類のマーケターは、どちらも必要な存在ではあるけれども、会社の方針や組織の方針によって融資するマーケターは変わっていきます。
例えば、アプローチする顧客数が少ない場合は、獲得数の最大化をメインとしているマーケターの方が相性が良いと思います。
一方で、アプローチする顧客は少なくないけれど、営業効率化を考えていたりとか、リソースが不足しているなどがある場合は、商談創出メインのマーケターの方が良いのではないかなと思います。
やっぱりマーケティングと言っても、スキルや特性、強みなどはマーケターによって変わってくるのかなと。
なので、自社によってどのマーケターが特に合うのかを見極めることも非常に重要だと思います。